リトアニア訪問記#4 【工場・現場見学】

リトアニア訪問記#4  【工場・現場見学】
こんにちは。IGAモンです。
本日は、VIKING DOME社の工場と見学可能な作品を視察して来ました。

ますは工場見学。
こちらで様々なドームの作品がキット生産されたり、改良や試作の研究が行われていいます。
普通に工場のですが、なぜかカッコいいです。




単なる工場というか、アトリエ?ラボ?
かなり質の高いクリエイティブな香りがプンプンします。




工場訪問の後は、完成現場作品の視察
最新のアウラドーム
「AURA ZOME」




なんとも美しい曲線ですね。
無機質な素材、透明なポリカーボネートパネルで構成されているのに、
とても有機的で温かみと優しさを感じます。

ただ、最初の見た目の直感は、「メタルスライム」でした(笑


似てませんか?
めったに出会えないメタルスライムが現れた時
「頼むから逃げないでくれ~」
みなさんそう思いましたよね(笑

ただ、こんな優しい表情の「AURA ZOME」ですが、
見た目とは裏腹に、極めて精度の高いハイクオリティな構造体なんです。
一枚のパネルはみな平面です。
それが、わずかなたわみを持たせて構成させ、このような形に変わります。
そのわずかなたわみを計算して、1000個以上のボルトナットの穴の位置が一致するように穴あけ加工がされています。
しかも、パネル同士の隙間は、お札も差し込めない程の超ピッタリ感です。
考えただけでもオシッコちびります…

この「AURA ZOME」は、まだ日本未上陸です。
日本初の導入いかがでしょうか(笑

この「AURA ZOME」が設置されているホールの屋根。
実はこの三角のガラスパネルもVIKING DOME製です。



建物にとって屋根とは、長期に渡り、雨水を防ぐ大切な役割を果たしています。
施工精度から考えると、直線で構成された屋根の方が施工も容易で、雨漏りのリスクも当然低いです。
そこをあえて、曲線と多面体ガラスで挑むドーム形状。
これは、ほんと裏付けある技術の賜物です。

こんなオシャレな屋根やドーム、もっと日本にも広めたいですね。